うつ病の種類を把握しよう【メランコリー型や非定型のうつ病】

罹りやすいタイプとは

男の人

明確な答えは出ていない

生真面目で几帳面、責任感が強い性格の人はうつ病に罹りやすいとされていますが、これらは日本人を象徴するような性格です。この中でもひどく柔軟性を欠いていたり自分を責めたりしやすいタイプは、注意が必要でしょう。蓄積されたストレスが爆発してしまって発症する可能性があります。一般的なうつ病の種類はメランコリー型といい、抑うつ状態と共に不眠や食欲不振など体調の悪化が見られます。また、気分の落ち込みはほぼ一日中続きますが、夕方少し和らぐという人は多いです。これとは反対の症状が出るうつ病の種類が非定型うつ病です。起こった出来事が良いことであれば気分は良く、悪いことであれば落ち込みが強くなるという症状で、気分に左右されるので診断や周囲の対応が難しい疾患となっています。過食や寝過ぎるといった身体の症状も、メランコリー型と反対です。体が重いと訴えて、仕事や学校へ行けなくなる人も少なくありません。それから、一昔前まで躁うつ病と呼ばれていた疾患は、精神障害や双極性障害と改名されました。抑うつ状態とハイテンションな躁状態を繰り返すのが特徴で、性格的にはユーモアがあり社会的なタイプが発症しやすいといわれています。うつ病の種類の内、メランコリー型や非定型のうつ病は、性格やストレス、生物学的理由などが複雑に絡み合って発症するのではないかと考えられています。精神疾患のため、性格やストレス、遺伝が原因ではないかと議論が続いていましたが、同じような性格やストレス下においても発症するか否かは個人差があり、結局原因を解明するに至っていません。そこで浮上してきたのが、生物学的理由でした。特に、脳から出る神経伝達物質の低下が有力な説の一つに挙げられています。これは一部の抗結核薬や統合失調症薬に抗うつ作用があることが発見されて以来、研究が続いています。一方、双極性障害は遺伝的要因が強いのが特徴です。一卵性双生児では8割から9割が2人とも発症します。しかし、親が発症したからといって、必ずしも子どももなるわけではありません。また、25歳以下の若年層で発症する確率と再発の確率が高い種類の精神疾患ですが、子どもではADHDの症状と似ているために識別が難しく、双極性障害おいても研究の余地が多く残っています。

実はシンプルなメカニズム

レディ

うつ病の症状は厄介ですが、種類がわかれば原因の根本に行きつくことができます。自分を分析して、なぜその症状に陥ってしまったのかを客観的に分析する必要があるといえるでしょう。表に出る症状は厄介ですが、冷静に判断すれば症状を収めることが可能です。

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治療の行われ方

医療

どの種類でもうつ病の治療は抗うつ剤や気分安定薬などの投薬治療を中心に、精神療法が行われています。しっかりと休養を取って考え過ぎることを避ける生活を心がけます。また、躁状態の激しい双極性障害では入院治療が必要になることが多いです。

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抑うつが続く場合は受診を

医師

うつ病は、抑うつ状態が続く病気です。大うつ病性障害、双極性障害抑うつエピソードといった典型的なうつ病のほかに、新型と呼ばれる種類もあります。放置すると進行する可能性があるので、疑わしい場合はすぐ受診することをおすすめします。

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予防と対策をチェックする

ハート

うつ病にかからないためには、うつ病を引き起こすキッカケに敏感になることが大切です。かかってしまった場合には、周りに支援を求めることが大事ですし、周りもうつの種類によって、専門科に支援を求めることが大切で、早期治療へと繋げることができます。

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治療に必要なお金

ウーマン

どの種類のうつ病でも、健康保険を使えば3割負担なら初診で3千円程度であり、薬が処方された場合は2千円から3千円前後を見ておくと良いでしょう。受診先を決める際、しっかり話を聞いて欲しい時は、長時間の診察枠が予約できる病院を選ぶのが秘訣です。

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